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野反湖 (Micky)

火曜日、美容院さんに誘われてMickyを連れて野反湖に行った。

野反湖・美樹

Mickyを美容院さんに上げるつもりでいるので、なるべく美容院さんのバイクに乗せるつもりでいるけれど、何故か僕の方に乗りたがる。
本当は美容院さんのに乗りたいくせに、巣立ち出来ない雛鳥おいう感じだ。
一つには安心感があるからだろう。
Micky自身、僕のバイクが一番安心だと言っている。
しかしそれはどうだろう。

既に何人かの男性のバイクに乗せている。
少なくとも5,6人には乗せた。
誰も彼も僕よりバイクが上手なのだから、僕のバイクが一番安心という事は無い筈だ。
安心感があるからというのはバイクの運転技術ではなく精神面だろう。

Mickyが誰に抱かれる事になってもいい。
気に入った男ならそれでいいと思うし、彼女も彼女なりに果敢に挑戦しているのだけれど、
じれったい位に自分からは言えないので、僕が頼んで男のバイクに乗せてもらっている。

少なくとも5,6人のバイクには乗せたし、5,6人の男の身体に抱きついて乗っているのだから、
一人や二人は感じる男もいた筈だけど、それがはっきりしない。
彼女に訊くのだが、どの人もいい人だというだけで、イマイチ分らない。
抱かれたい!って思った奴はいないのか?
そう訊いても、どの人もいい人だとしか返って来ない。
Mickyは不思議な女だ。

美香が言うにはMickyは本気で相手を探していない!という。
美香も男を捜している筈だから、Mickyの態度で分るのかも知れない。
僕はMickyは本気で探していると思う。
彼女自身もそう言っている。
だから、美香の言うのは間違いだと思うのだけれど、時々美香の言う事の方が正しいと思う事がある。

Mickyは処女なのだろうか?
この頃、処女かどうかの判別能力が無くなっているので、よく分らない。
昔は処女かどうか、直感で分った気がする。
ところが昌江を抱いた時には既にその羅針盤は狂っていたらしく、昌江を完璧に処女だと思っていた。

考えてみれば、僕の直感なんて余り信用出来ない。
Yokoを抱いて、Yokoは僕にしか抱かれたことが無い女としか思えなかった。
人妻を抱いてすらそう感しているのだから、いいかげんなものである。
北鎌婦人もそうだったし、もっと言えば、トルコのみどりさんですらそうだった。
勿論、処女だなんて思ってはいないけれど、此の女が他の男に抱かれているなんて信じられないという思いで抱いていた。
トルコのみどりさんなんかは、其の日既に何人もとしているし、僕の後に又何人もとするのは分っているのに、
抱いている時は僕だけの女という気がしているのだからどうしようもない。
まあ、それでいいのかも知れないけど、直勘のいい加減さには驚くものがある。
榛名湖・美樹

今日は、Mickyを気に入った男が現れた。
明らかにMickyを抱きたいという欲望が顔にみなぎっていた。
其れは其れでいいのだけれど、僕はその男にMickyの身体を上げたく無い気がした。
彼女には彼女を幸せにしてくれる男と寝かせたい。
その男は明らかにMickyの身体を狙って、Mickyをバイクに乗せて振り回した。

Mickyは既に何人もの男とバイクに乗っているから、色々な走り方を体験しているから、
そういうやり方で脅かしても驚かないかも知れないけれど、一寸乱暴過ぎる。
帰路、その男はMickyを又乗せたがった。
Mickyは僕の顔を見て其の男に乗せられて行ってもいいの?と訊いている風だった。
或いは、救いを求めていたのかも知れない。
助けて上げたいいけれど、それは美樹が決める事だ。
いつまでも父兄参観日をやっている訳には行かない。
確かに一寸危険な男の様な気がするけど、一つの出会いには違い無い。

僕が美樹に紹介してきた男は、僕が自信を持って薦められる男性だけだ。
その中には危険な男はいないし、みんな真面目な青年ばかりだ。
ところが、彼等は紳士過ぎてMickyに関心を表示しない。
ところが、Mickyは推薦しない男から追いかけられる傾向がある。
中々上手く行かないものだ。

その男の欲望を漲らせた態度を見るとMickyには危険すぎると思うけれど、Mickyどう感じるか、
それはMicky自身の問題、なにも僕が紹介した男に限定する必要は無い。
その男は帰路もMickyを乗せたがって、Mickyに乗る様に迫っている。
其れをみかねたのか、美容院さんがその男からMickyを取り上げる様にして、美容院さんのバイクに乗る様にと言った。
その男から見ればMickyは美容院さっが乗せて来た女、美容院さんに回収されたらその男も諦めるしかない。
Mickyが僕を見た。
どうしたらいいの?と訊いている顔だ。
僕は黙って頷いた。
Mickyは美容院さんのバイクに乗った。

ツーリング、男女合わせて40台位集まったけれどタンデムはMicky一人だった。
帰路、温泉でまったりして帰る組ともう少し走りたい組に尻焼温泉で別れる事になった。
尻焼温泉は前回も入れなかったが、残念ながら温度が出ていなくて入浴は不可だった。
近くにいい温泉があるというので、そこへ向かった。
全然近くなかった。
やっと辿り着いたら其処は休館日、仕方なくそのまた近くの高山温泉に行った。
今流行の日帰り温浴施設だが、結構いい感じの温泉だった。
高山温泉・美樹

三人で横浜に戻った。
東戸塚のデニーズでお茶をして解散、美容院さんと別れて改札まで美樹を送ってから帰った。
別れ際、Mickyは僕の手を握って改札口から姿を消した。
細い指の感触が忘れられない。
やっぱり、Mickyは僕が抱いた方がいいのだろうか?

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Author:ひろあき
振られる度に、もう恋なんかと何度思ったことか。相手にされないのも寂しいけれど、引寄せられてからストンと捨てられるのはもっと痛い。振られる度に臆病になって、此れは恋では無かったのだと慰める。傷つかない偽りの恋しか出来なくなっても恋は恋、小さくても偽物でも恋は至福です。

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