失恋教室
女性は恋に生きるものだから悲しい恋も絵になるけれど、恋しても恋しても捨てられは捨てられている男って、只、恰好悪いだけですね。
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京子の部屋にて (京子)
8月22日、京子のマンションに遊びに行く。実家の方では無くマンジョンの方だが、相変わらず何もない。冷蔵庫とテレビだけ、まるで僕の韮山庵と同じだ。とても女の部屋とは思えない。本人も其処で生活している訳ではないから、不要と言えば不要なのだが、それにしても殺風景極まりない。女の部屋がどんなものか沢山知っている訳ではないけれど、知る限りではどの部屋にもベッドと机と鏡台はあった。女が自分の部屋に男を入れる以...
「モーテル「柳瀬」(Yoko)
8月16日、Yokoと逢う。餃子館で昼飯を撮って、モーテル柳ケ瀬に行った。当然、Yokoもそのつもりで来ているとは思っていたのだが部屋に入るのを拒絶された。なんとなくだが、拒絶する意味は感じていた。”逢っても抱かれるだけ”という感じがこの頃している気がする。Yokoは全てを見せているのに、Yokoは僕の事を何も知らない、それがYokoの不満らしい。Yokoは明らかに結婚を意識している。お嫁さんになったら、お嫁さんになったら...
GRANPRIX
8月8日、ブチとSaeと富士へGRANPRIXを見に行った。 こういう組み合わせてGRANPRIXへ行く事は珍しい。然し考えてみればブチとSaeという組み合わせ自体は元々ありえたのかも知れない。ブチの心に秘めていた女性は美穂、確かに美穂は可愛い子だった。其れに体も小柄でブチと似合っていたし、小柄な理にスマートでキュートでセクシーだったからブチの大本命だった。ブチにとっての最大のライバルは山口君、何て...
ダブリーデート「復縁か復讐かお喋りか」(:Yoko&Sae)
休暇最後の日、気分的にはとっとと家に帰りたい感じだ。なんだかんだ言って、結構体も疲れているし、早く帰って眠りたいというのが本音だ。然し一方で、なんかムシャクシャするし、誰か捕まえて思いきりぬいてからじゃないと帰りたくない気もする。誰か捕まえてと言ったってYokoしか居ない。第一このムシャクシャを解消してくれるのは本人しか居ない。だからと言ってYokoを呼び出す気にもなれないし、呼び出したところで出...
ど素人登山隊「御用邸の出来事」(穂高:Yoko)
三人の住む街には適度な時間に戻ったが、直ぐに解散しないて海岸に行った。Yokoの元気が無いのは誰もが感じていた。Yokoは意識的に僕から離れて、夕闇の海を見つめて涙ぐんでいた。ブチがその肩を抱いて慰めている。そのブチの胸に顔を埋めてYokoは本格的に泣き出した。誰もが唖然とした感じで、こまねいているけれど、誰もどうしようもないという感じだった。ブチが多分ふざけてだと思うがYokoの胸に触った。Yo...
ど素人登山隊「イラマチオ」(穂高:Yoko・ブチ・松・)
楽しかった山登りだが、下山の時がやって来た。又も雨模様、どうもこの隊は雨と仲がいいらしい。それとも山の神に対する反撃に対する神の報復か、空は下り模様なので退却する事にする。未だ予備日は一日あるけれど、雨の中、ど素人隊が山に居てもろくなことにはならない。ま、山にも登れたしYokoも抱けたし、この辺で満足しておかないと欲張って遭難は敵わない。下りも又、トラブル。雨の中、一寸ハイペースで下り過ぎ、今回の...
ど素人登山隊「涸沢」(穂高:Yoko)
穂高に行く。メンバーはYoko、マツ、ブチの八ヶ岳敗退組。今回は天気にも恵まれ無事涸沢まで入る事が出来た。隣の奥又白にはTCCが入っている。そっちも行きたいけど今回のメインは此方の”ド素人登山隊”だ。中でもYokoに我が青春の穂高を味わって貰いたい。8/3朝、二手に分かれて其れ其れの頂を目指した。当然組み合わせはYokoと僕、ブチとマツだ。体格的にも年齢的にもバランスはその方が合うけれど、本当の狙いは...