失恋教室
女性は恋に生きるものだから悲しい恋も絵になるけれど、恋しても恋しても捨てられは捨てられている男って、只、恰好悪いだけですね。
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初めての尿道開発 (啓子)
ご無沙汰啓子に電話した。この前のセックスレスデイト以来、定例会が事実上停止してなんとなく気にはなっていたのだけれど、どうも電話しにくい。電話をするのはいいのだけれど、すれば逢いたくなるし逢えば欲しくなるに決まっている。しかし欲しくても元気が足りないから自信が無いのだけど、オリンピックのアイスダンス刺激されてテレビの勢いを借りて電話した。しかし逢ってどうする?となると頭が痛い。「新技術の開発がしたい...
共闘の戦友 「都」
都は中学校の同級生、共に担任の田中からいじめられたいじめられっ子仲間。仲間と言っても他には誰もいなかったから、いじめられっ子友達という感じだった。二年から三年に変わる時、クラス替えがあった。仲良しの友達はみんなクラスが変わってしまったけど、都ちゃんと担任の田中は変わらなかった。多分、田中は苛める為に二人を残したのだろう、そういう陰湿な男だった。そんな訳で二年、三年の間、田中にずっと苛められ通しだっ...
初めての旅行 ()
女房にはツーリングだと言って出て来た。此れが今のところ一番安全、昔は山、ロッククライミングだと女房も知っているから一緒に来るとは言わない。今はやっていないからその手は使えない。今回の旅では入浴しないでフェラが出来るか? 女房は絶対に嫌がるけど彼女はどうか確認してみたかった。”女性が嫌がる男ベスト3”一寸前にネット上でそんな議論がされていた。へんてこなテーマで嫌がる事に”ベスト”はねえだろう!って気がし...
無我霧中 「十貫坂の令嬢」
十貫坂の令嬢は中学時代に見かけた人、実は名前も顔も知らない。知っているのは、ただただとてつもなく広い屋敷に住んでいる人だという事だけ。その屋敷の広さと言ったら半端じゃない。中学校の敷地よりもずっと広い。お金持ちの屋敷というよりは、公家さんの屋敷という感じで、あまりにも長大な庭の壁はところどころ壊れていた。ある時、その壊れた壁から中に侵入した。家宅侵入というよりは、何だろうこの庭は?という感じで探検...
ノーブラと羞恥の議論
啓子は元々はブラ派でもノーブラ派でも無かったらしい。高校になって、通学時・外出時は着用、家では着けて無かったのだが、大学に入る頃になって障子に感化されて、着けなくなったらしい。ブラ派とかノーブラ派とかの問題では無く、”障子の姿が綺麗だった!”と言うのが先だったと言う。障子は生まれつきのノーブラ派? 中学時代から付き合っていたけど、高校・大学を通じてブラをしているのは確かに視た事は無い。中学の時に、一...
憧れの女性像 スリムなボインちゃん
昔々、否、今でも多少そうなのだけれど、スリムなボインちゃんに憧れていた。周囲にスリムな女性は沢山いたしボインの女性も沢山いたけれど、スリムでボインな女性はいなかった。其の為憧れの女性は外人だった。具体的に誰という事では無い。外人女性は誰でもスリムでボインだったから、特定の像は無く、外人なら誰でも良かった。しかしそれはイメージであり、現実性には乏しかった。尤も外人女性を初めて捜し歩いたのは中3の頃、...