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二度目にして邦子登頂ス (邦子:自室にて)

邦子を電話で家に呼んだ。来ればされると分かっているだろうから嫌なら来ないだろうと思ったけどやって来た。抱かれに来たのだと思うと戦艦大和も可愛く見えた。丹沢の様に自分から脱ぐかと思ったが、その気配は無く、やっぱりあれは一度だけの事だったみたいだ。やるつもりで呼んだのだし、邦子にしてもやられるのは分かっていると思うのだけれど、どうも雰囲気が違うのでやるのは諦めた。「山と渓谷」を出して、此処の岩、行って...

豊島園  (邦子)

久しぶりに千駄ヶ谷のプールへ行った。プールから帰ると女とラーメンが欲しくなる。邦子の家は大体この辺りだと思う。バレー部の近藤もこの辺だ。邦子の家が駄目だったら近藤の家にでも行ってから帰ろうかと思った。千駄ヶ谷に来ているからという理由の方が電話し易い。家からの電話だと邦子はまた家に呼ばれると直感するに違いないけど、千駄ヶ谷にいると言えばそういう事はされないと思うに違いない。邦子が家にいる保証は無かっ...

初めての軟派 「修学旅行」 (クロンボ:函館)

走れど走れど平原が続く列車の風景はいいものだが、単調さに少し飽きていた時、弘済会の売り子が二人で弁当やお土産を詰め込んだ籠を持って売りに来た。一人はクロンボで一人はシロンボ、何処に乗っているのかと聞いて佐藤と遊びに行った。クロンボは大分先輩らしくずっと中心で話していたがY談にも応じるややハイミスで、シロンボはまだ新米らしく、多分俺達より一箇上位だから佐藤も俺も狙いはシロンボ。ところが、佐藤は殆ど喋...

壁の穴 「函館の クロンボ」

はるか昔の話。おおよそ昔から気が小さいから、知らない女の子に声をかけるのが出来なかった。知っている子なら全然問題無いけれど、いわゆるひっかける事を目的とする様な事が全然出来なかった。そんな中で函館のクロンボさんは例外中の例外、初めての軟派だった。それは旅先の事という或る種の解放感があったからかも知れない。高校の修学旅行、それは網走から函館に戻る延々と長い鉄道の車中、何時間走っても草原しか見えない車...

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ひろあき

Author:ひろあき
振られる度に、もう恋なんかと何度思ったことか。相手にされないのも寂しいけれど、引寄せられてからストンと捨てられるのはもっと痛い。振られる度に臆病になって、此れは恋では無かったのだと慰める。傷つかない偽りの恋しか出来なくなっても恋は恋、小さくても偽物でも恋は至福です。

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