失恋教室

京子には大技が二つあるのだが、そのどちらも強烈無比だ。

その一つが俵三段絞め。
実際のところ俵締めなのか三段絞めなのかは微妙で一寸分かりにくいのだけれど、兎に角、その締まり具合は半端じゃ無い。
医学用語で言う膣痙攣、実際に遭遇したことが無いが殆どそれに匹敵するのでは無いかと思える。

僕の握力は若い頃は６５とか７０ｋｇあったけれど、その力で思いきり握った強さより遥かに強かった。
普通の女性の膣圧は結構しまりがいい人でも３０ｋｇ程度、京子の膣圧は１００ｋｇは有ったのではないだろうか。
正直な処、それは快感とは程遠いもので、限りなく苦痛に近いものだった。

京子に締めろと言って締めさせても締まるには締まるが、普通の女より少し強いという程度で驚く程では無い。
京子は自分の意志で締めるのでは無く、勝手に締まってしまうのだそうで、そうなるとコントロールは聞かないらしい。
というか、京子自身は締まっているという感覚はするとは言っていたが、そんなに凄く締まっているとは思ってない様だ。
膣痙攣というのは完全に抜けない状態になるのだそうだが、京子のもかなり其れに近い気がする。

最初はじわじわっと来て、普通に”おお、いい感じ”なんて思っていいると、いきなりガツンと来るのだが、それが延々と長時間にわたって締めつける。
締められている間は何時までも勃起が萎縮する事が無いので男の方も延々と続くという感じだ。
俵締めはペニスの収縮もない代りに射精も出来ない。
折角締めているものを緩めろと言うのも悪いけど、そう言ってたところで緩められないのだからどうしようもない。
京子に腰を動かさせても、ワギナと一緒にペニス全体が引っ張られるだけなので摩擦感が無く射精は不能だし、
それ以前に痛くて射精どころでは無いから、一旦締まってしまったら只簸たすら耐えるしかない。
俵締めは名器の一つとされているけれど、此処まで締められると名器と言うより凶器という気がする。

何時から京子が名器になったのか？修善寺時代はそうでもなかった気がする。
発見したのは海外放浪したあとの長岡時代、京子自身、僕がギャーギャーと悲鳴を上げて頭を抱え込んでいるのを見て、
締まっているのを知った可能性もある。
然し、後で知った事だが、僕が海外に居る間に妻子ある男と付き合っていたから、京子を名器にしたのはそいうかも知れない。

京子の俵締めは何時もそうなると言う訳では無い。
どうい時にそうなるのか？はっきりしないが、体位的には騎乗位が多いし騎乗位が一番強く締まる。
締まりのいい女はそんなに珍しい訳では無いし、クイックイッと来るとか、巻き込まれるとかという感じのする女は
”極楽”を味わえるけれど、京子のは度が過ぎて、”地獄”で閻魔様に”拷問”されている感じがする。
”太平洋に牛蒡”とというのも味気ないけれど、入れたら”拷問”が待っていると分かっていて入れるのは
結構”恐怖”があって尻ごみしてしまうから、名器も善し悪しだ。

京子には大技の、もう一つは砲台潰し。
”砲台潰し”という名前の技は四十八手裏表にも無く、勝手に自分でネーミングしただけの技なのだけど、
此の技は使える人は京子以外にはいない。

砲台潰しというのはペニスと睾丸を城の大砲に見立てて名付けたものだが、まさに玉潰しの大技だ。
大技とは言ってもやっている事はフェラ、鏡に映して見ても見た目には大して大技には感じない。
然し、何しろ玉を口で潰されるのだから、男は床を転がり回るほどのたうち回る。

急所を蹴られる様な強い力では無のだが、舌と上アゴで潰されるのは恐怖と快楽の境目に立たされる感じ。
女が男に突っつき回され部屋中逃げ回る事はよくあるが、男が逃げ回るというのは此の技の他には無いかも。
この技は僕とのコラボ開発、といっても偶々発見しただけの事なのだけれど、他の女にやらせても出来なかった。

開発は本当に偶々の話だ。
京子のフェラをさせるのは日常茶飯事だったが、その日、偶々睾丸を咥えさせ、舌で潰させてみた。
そうしたら京子が陰嚢と一緒にペニスも口に入れてしまったのが原型だった。
元々京子はディープスローター、フェラの深さは東西一だったのに加え僕の粗チン、二つの好条件が重なったから
偶然出来た技だと言える。

然し、この技は”フェラはします”レベルの普通の女性には無理、”フェラ大好き女”でも難しいかも知れない。
幾ら粗チンとはいっても陰茎と陰嚢を両方口に入れるのはそれだけでもかなりきついのではないだろうか。
やり方とすればふにゃチンの状態で入れる方が入りやすい、最初の頃は京子もそれだけだった。
然しそれでも一旦含まれた陰茎と陰嚢は簡単には口から外せない。
しかも勃起が伴えば尚の事、亀頭は明らかに喉が膨らんでいたから咽頭蓋の辺りまでは達していたのだろう。

喉に入れて”オエっ”としてしまう女性は此処を通過出来ないからだが、この技の場合吐きだしたくても吐き出せなくなる。
勃起が緩むまでは咥えているしか無い訳だから、三段締めと同様砲台潰しも、基本的にはひたすら待つしかない。
然し、京子は其の状態でも引いたり押したり出来るから精液は直接喉から食道に発射される事になる。