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小説「遥かなる山の彼方に」の主人公

小説「遥かなる山の彼方に」の主人公は、晶子という若い女子とその友達の天城の登山生活を軸に物語は
展開しますので、この二人がメインの主人公という事になります。

小説に出てくる晶子は「青春記」の障子と同一人物です。
ルミという呼称は実際の障子の友達に瑠美子という子がいて、その子もルミちゃんと呼ばれていたので
少し紛らわしいのですが、実は障子と留美子を殆ど同時期に知り合ったので、当時名前を取り違えて覚えてしまい、
障子の呼称がルミちゃんになってしまったのです。

当時は間違って覚えたこと自体を大変失礼な行為と思っていたので訂正する訳にもいかず、障子(小説では晶子)を
其の後ずっとルミで押し通してしまった経緯があります。
しかし、実際に結構ややこしく、三人組同士の会話ではルミちゃんは瑠美子の事ですが、自分と障子、
及び自分とクンちゃんの間の会話ではルミちゃんは障子になり、多分実際にゴチャゴチャだったろうと思いますが、
会話の前後関係でなんとかなっていたのだと思います。

お啓はクンちゃんの従姉妹で障子の大学の後輩です。そのことは小説「遥かなる山の彼方に」でもそのまんまで出てきますが、
小説には出て来こない「相当の変わり者」です。
小説に出てくるお啓は全て真実のお啓ですが、相当の変わり者のお啓も真実のお啓です。
変わり者のお啓は小説に出て来ませんから「青春期」と「遥かなる山の彼方に」間に人物像としてのギャップが生じますが、
どちらも本物のお啓です。

お啓は小説「遥かなる山の彼方に」には出てきませんがバイクが桁違いに上手な人です。
不思議な縁はあるもので自分が後年に作ったバイククラブの仲間の奥さんとお啓が昔の走り仲間だったということが
後々に分かりました。
そのバイククラブを主材に小説も書いて見たいと思っていたので、チョと材料が重なってしまうので、それは停まってます。

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Author:ひろあき
振られる度に、もう恋なんかと何度思ったことか。相手にされないのも寂しいけれど、引寄せられてからストンと捨てられるのはもっと痛い。振られる度に臆病になって、此れは恋では無かったのだと慰める。傷つかない偽りの恋しか出来なくなっても恋は恋、小さくても偽物でも恋は至福です。

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