失恋教室
女性は恋に生きるものだから悲しい恋も絵になるけれど、恋しても恋しても捨てられは捨てられている男って、只、恰好悪いだけですね。
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お茶の水美人とお茶 (西島先輩:歌舞伎町)
音楽室から出てきたところで西先輩にばったり出会った。 吃驚した。
何で先輩がこんな所に?と思った。先輩はもうOBの筈だ。
こんにちわと挨拶したら、お茶に誘われたので、又、吃驚した。
何で先輩に誘われるのだろう?と思った。
いいも悪いも無い、強烈な引力だった。竦んだという感じに近かった。黙って先輩の後に従った。
「灯火」に行くかと聞かれた。
何でそんな所まで?と思ったけど、いいも悪いも無い強烈な引力だった。
西先輩は御茶ノ水では一番の美人だけれど、歌舞伎町でも一番の美人だった。
やっぱり、凄い美人なんだと改めて感心した。
電車の中でも新宿の東口でも、行きかう人の半分は振り返る感じだ。
そういう人と側にいれるだけで、何だか金持になった気分になる。
これで、先輩の腰にでも手を当てて抱える様に歩けたら最高なのにと思ったけどそうはいかない。
黙って三歩下がってお供するだけだけど、それでも気持がいい。
美人のパワーって凄いものだと思った。
しかし、なんで「灯火」なのだろう? 誰かと「灯火」で待ち合わせているのだろうか?
OBが新宿で待ち合わせしているとすれば、現役じゃないだろう。
直感とすれば庭山先輩だけど、庭山先輩と会うのに僕を連れて行く理由は無い。
店内に入ったが先輩が誰かを探している様子は無かった。
何で「灯火」なのか、全然分からなかった。
先輩は歌う訳でも無いし歌わせる訳でもない。
只、聞いているだけみたいだし、話がある訳でもなさそうだ。
先輩は食事に行くかと聞いた。それも強制と変らない。
はいと答える以外の答をまるで受けつかない感じだ。
先輩は聖者か魔性の女かどっちかに違いないと思った。
先輩は庭山さんの女だという事は学内では知られていたから、ある意味では誰も先輩に近づけなかったし、
僕なんかはまして後輩、目下、二等兵と大将位の身分の違いがあるから先輩と話もした事も無い。
先輩がどんな人だかも全然知らない。
只、先輩は庭山先輩もそうだが障子を可愛がっていたので、障子のお陰で人よりは贔屓目には見られていたかも知れないが、
それ以上のなにものでも無い。
結局、歌声喫茶でも食堂でも先輩は話らしい話は何もしなかったし、何も聞かなかった。
僕も又、何にも聞かなかったし、何にも話さなかったし、話せなかった。
アレから二週間近く経つけれど、其の後何も変った事は起らない。
西先輩の気まぐれだったのだろうが、それにしても、なんで僕を新宿まで連れて行ったのだろう。
どうもわからん。
なにか特別に意味があって、どこか特別にいい所へ連れていってくれるのかも知れない・・、
なんて気持の隅に一寸だけ期待も有ったのだけど、まるで見当違いだったみたい。残念。
何で先輩がこんな所に?と思った。先輩はもうOBの筈だ。
こんにちわと挨拶したら、お茶に誘われたので、又、吃驚した。
何で先輩に誘われるのだろう?と思った。
いいも悪いも無い、強烈な引力だった。竦んだという感じに近かった。黙って先輩の後に従った。
「灯火」に行くかと聞かれた。
何でそんな所まで?と思ったけど、いいも悪いも無い強烈な引力だった。
西先輩は御茶ノ水では一番の美人だけれど、歌舞伎町でも一番の美人だった。
やっぱり、凄い美人なんだと改めて感心した。
電車の中でも新宿の東口でも、行きかう人の半分は振り返る感じだ。
そういう人と側にいれるだけで、何だか金持になった気分になる。
これで、先輩の腰にでも手を当てて抱える様に歩けたら最高なのにと思ったけどそうはいかない。
黙って三歩下がってお供するだけだけど、それでも気持がいい。
美人のパワーって凄いものだと思った。
しかし、なんで「灯火」なのだろう? 誰かと「灯火」で待ち合わせているのだろうか?
OBが新宿で待ち合わせしているとすれば、現役じゃないだろう。
直感とすれば庭山先輩だけど、庭山先輩と会うのに僕を連れて行く理由は無い。
店内に入ったが先輩が誰かを探している様子は無かった。
何で「灯火」なのか、全然分からなかった。
先輩は歌う訳でも無いし歌わせる訳でもない。
只、聞いているだけみたいだし、話がある訳でもなさそうだ。
先輩は食事に行くかと聞いた。それも強制と変らない。
はいと答える以外の答をまるで受けつかない感じだ。
先輩は聖者か魔性の女かどっちかに違いないと思った。
先輩は庭山さんの女だという事は学内では知られていたから、ある意味では誰も先輩に近づけなかったし、
僕なんかはまして後輩、目下、二等兵と大将位の身分の違いがあるから先輩と話もした事も無い。
先輩がどんな人だかも全然知らない。
只、先輩は庭山先輩もそうだが障子を可愛がっていたので、障子のお陰で人よりは贔屓目には見られていたかも知れないが、
それ以上のなにものでも無い。
結局、歌声喫茶でも食堂でも先輩は話らしい話は何もしなかったし、何も聞かなかった。
僕も又、何にも聞かなかったし、何にも話さなかったし、話せなかった。
アレから二週間近く経つけれど、其の後何も変った事は起らない。
西先輩の気まぐれだったのだろうが、それにしても、なんで僕を新宿まで連れて行ったのだろう。
どうもわからん。
なにか特別に意味があって、どこか特別にいい所へ連れていってくれるのかも知れない・・、
なんて気持の隅に一寸だけ期待も有ったのだけど、まるで見当違いだったみたい。残念。
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