失恋教室
女性は恋に生きるものだから悲しい恋も絵になるけれど、恋しても恋しても捨てられは捨てられている男って、只、恰好悪いだけですね。
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ヒルズの女 「ジャンヌダルク」
「ジャンヌダルク」はヒルズに住む二人の友達の一人、個別の友達。
なんとなくワルテローの戦いのジャンヌダルクに似ている雰囲気があるから、自分の中でそう名付けただけ。
彼女に向かってそう呼んでいる訳では無いけれど、会話の中では「”ジャンヌ”さん」と言った事もある。
ジャンヌに初めて出会ったのはヒルズの旅行、甲州へのバスの中。
その旅行は女房も行く予定だったのだが、前日夫婦喧嘩して、当日の朝突然行かないと言いだし一人で参加した。
それで幹事だったジャンヌから「会費は返せないかも知れない」と言われたのがジャンヌとの最初の会話だった。
その企画は”当日キャンセル無効”と最初から聞いていたので、会費返却は無いのは覚悟していたけれど、
”かも知れない・・”という彼女の言い回しに、一寸”好意”を感じた。
”かも知れない・・”という言い回しは”好意”では無く”同情”の様なものだったが、勝手に”好意”だと思って、
その”好意”に対して”好意”を持った気がする。
バス旅行の間中、彼女は団体を統率してかいがいしく働いた。
その姿はまるで女戦士、ワルテローを彷彿させ、彼女程勇ましく思った人は居ないと思った。
彼女は結構大柄に見えた。
実際にはそう大柄では無く極普通の背丈なのだけれど、プロポーション的にもボン・キュッ・バン、所謂グラマー。
集団の中では女戦士的なイメージが強すぎてセクシーさは感じなかったけれど、スタイルは抜群な人だった。
バスツアーの帰り、御土産を渡された。
御土産と言ってもワインメーカーの宣伝用のサンプルボトル、勝手に店がくれる物で別に有りがたい物では
無いのだけれど、彼女から「奥さんも分も持って行ってください」と渡され、なんて優しい人なのだと思った。
彼女からすれば”奥さんの分も会費を払っているのだから”という程度の意味だったに過ぎなかったのだろう。
然し、それを彼女の”好意”と受け取ってしまい、あの一日で彼女の虜になってしまった。
彼女と御友達になれたのは其れから一年近くたってからだった。
ツアーの後も、一、二度は往来で出会って会釈程度は交わしていたから突然という訳ではなかったけれど、
その日は目茶目茶セクシーないでたちに吃驚して、突然というか、神の思し召しという感じがした。
目茶目茶セクシーないでたちにと言っても、ピンサロ的な派手な服という訳ではない。
街の中を普通に歩ける普通の服なのだが、なにせ彼女のイメージは女戦士、そういうイメージに反して極めて
女性的ないでたちだったから、”目茶目茶セクシー”に感じたのだろう。
ちなみに其の日、彼女はノーブラだった。
其れは単に彼女のファッションだったのかも知れないが、当然僕はそれを僕に対する”好意”と受け取った。
大いなる感違いである事は確かだが、それをそう思ってしまうのだからどうしようも無い。
彼女は人の奥さん、好いて好かれてになった処で、其れ以上になる訳も無いのに、勝手に決め込んで、
その後の展開を想像しているのだから我ながら始末に負えない。
然し、その日、彼女がノーブラだった事が後の展開につながる事になるとは、彼女も努々思わなかっただろう。
あの日、彼女は誰かに会いに出かけようとしていたのだろうか?
僕からすれば、棚から牡丹餅、こんな幸運な事は無かった。
チラチラとノーブラを視姦していた事がバレていたのは恥ずかかったけれど、結果的には怪我の巧妙だった様だ。
一心をも通す、待てばかいろの日和あり、そんな事もあるものだ。
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