2ntブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

-件のトラックバック

トラックバックURL
http://siturenkyousitu.blog.2nt.com/tb.php/1990-e2a05a48
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

結婚式への招待状 (犬女)

犬女から結婚披露宴への招待状が実家の方に来ていると知らされた。
差出人は男、知らない住所だったので誰だろうと思ったがどうやら犬女の親父らしい。
中に犬女からのコメントが添えられていた。
「私の幸せを祈っていただけますか?」

かつて芳子から結婚の通知を貰った事があるけれど、女性から披露宴に招かれた事は無い。
普通、以前に付き合っていた男に招待状は出さないのでは?
何でだろうと一寸不思議に思ったけれど嬉しかった。

然しどうしたものだろう。
友達の結婚式だからと思えば何でも無いのだろうけれど、それでも男友達を招待したら、やっぱり変に思われるに違いない。
TCCなんかでは真由美も男友達の結婚式に友人として招かれていたから、そういう事もあるのかも知れないけど、犬女が友達として招いているとは思えない。
「私の幸せを祈っていただけますか?」、それは只の友達として招いているのでは無い気がする。

コメントに元の住所と電話が書いてあった。
招待状の送り主の住所は凄い遠い処、実家の住所なのだろうが、元の住所を書いて来たという事は連絡をくれという意味に違いない。

招待状がきっかけで犬女との文通が始まった。
内容的には式に出るか出ないかという事が中心だけれど、妙な展開になったものだ。
「君の幸せは当然祈っています」とした上で、「式に出るのはどうかな?」という問題のやりとり。
そこから始まって、三島時代の知らなかった色々な事が分かってきた。

披露宴に出たら「君の幸せは当然祈っています」どころか宴の間中犬女の身体を目で舐めまわすに違いない気がする。
何年も経っているとはいっても、犬女の身体の味は覚えているし、彼女にした事もされた事も段々思い出してしまう。
それは結婚披露宴にあっては不謹慎極まりないとは思うけれど、彼女を見ればどうしてもそうなる気がする。
それでもいいかと彼女に書いた。
そうしたら、彼女も同じだと書いて来た。
「貴方にされた事、貴方にした事、貴方のぬくもりも覚えています」。
だからこそ招待した? そんな気がした。

結婚式で逢うのは一寸辛い気がする。
幸せは一方的、結局は他の男に取られた女を手出しも出来ずに嫉妬しながら眺めているだけ、それは結構きつい。
結婚してしまうのならもう逢えないのだからとその前に逢いたいと書いた。
返事は見事に”NO”、予想した事ではあったけれど些かショック。
”NO”だけで終わっていれば出席を断り易かったのだが紐がついていたので、それも悩ましい。

結婚迄は逢えないけれど、結婚してからなら逢ってもいいというニュアンス、それは一体どういう事なのか?
「貴方にされた事、貴方にした事、貴方のぬくもりも覚えています」というからには、逢えばどうなるか、
恐らく彼女も分かっている気がする。
その上で、逢ってももいいと言う事は・・。

女が考える事は分からない。
結婚前なら普通の恋愛、でも結婚してしまったらそれは不倫になるから逢うなら結婚前の方が普通なのでは?
でも、第二の洋子という事もある。
人妻でありながら他の男と恋をする、そういう事も無い訳では無いのも事実だ。
然し犬女の場合は洋子とは違う気がする。
多分、犬女は自分の幸せを見せつけたいのえでは無いだろうか?
それは女の復讐、そんな気もしないでは無い。

披露宴には”貴方の好きな陽子”も呼んでいると言う。
犬女としては当然だろうが、それも一寸披露宴に出にくい理由の一つだ。
披露宴は両家に別れて席を配置するのだろう。
となると犬女側の招待客として同じ”友達席”で陽子に再会する可能性も高い。
陽子の前でどんな顔をしていればいいのか、それは結構問題だ。
 

0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://siturenkyousitu.blog.2nt.com/tb.php/1990-e2a05a48
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

ひろあき

Author:ひろあき
振られる度に、もう恋なんかと何度思ったことか。相手にされないのも寂しいけれど、引寄せられてからストンと捨てられるのはもっと痛い。振られる度に臆病になって、此れは恋では無かったのだと慰める。傷つかない偽りの恋しか出来なくなっても恋は恋、小さくても偽物でも恋は至福です。

ノーマルカレンダー

<< 09
2024
>>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

クラシック・アナログ時計

カテゴリ

最新記事

月別アーカイブ

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード