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男性と女性の性の科学辞典

11)セックスにかかるコスト
セックスは男女平等ではありません。
セックスそのものにかかるコストには大きな男女差があります。
避妊具が発達した現在、セックス=子供ができることではありません。
しかし、人間の潜在意識の根底にはセックス=子供ができることという認識があり、これが性に対する考え方に大きな男女差を生みます。
まず、女性は子供を身ごもってから生むまで、お腹の中で育てますが、そのために費やす労力はかなりのものです。
生む瞬間の苦痛もあります。

さらに、生んでからはその子供を育てるために莫大なコストがかかります。
万が一、途中で中絶するとしても、母体にかかる負担は大きく、女性にとってセックスとはコストがかかるものなのです。
この事実は男性がどんなに努力しようとも変えることはできません。
一方男性はというと、セックスにかかるコストはほとんど0に近く、相手に子供ができても育てない場合は一切コストがかかりません。

つまり、もともと二人の合意で行われるセックスであっても、それにかかるコストは平等ではなく、避妊具の発達で妊娠する可能性が低くなったと言えども、圧倒的に女性が不利なのです。このコスト差があるためにセックスは売ることができます。
女性の売春が多いのはそのためです。もちろん男性の魅力がとても高く、このコスト差以上に男性のセックス価値が高い場合は男性売春も可能です。

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Author:ひろあき
振られる度に、もう恋なんかと何度思ったことか。相手にされないのも寂しいけれど、引寄せられてからストンと捨てられるのはもっと痛い。振られる度に臆病になって、此れは恋では無かったのだと慰める。傷つかない偽りの恋しか出来なくなっても恋は恋、小さくても偽物でも恋は至福です。

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