失恋教室

３月２１日ー２３日、
ケン坊とブチに京子を連れて４人で苗場にスキーに行った。
スキーは名目、本当の目的は・ケン坊とブチに京子お抱かせること、つまり二人の筆卸しだ。

ケン坊は則子も隆子も抱きそこなったし、ブチに至っては美穂子と未だデイトも出来ていない。
ケン坊にもブチにも日ごろから”早く　やってしまえ！”と言っているのに、今だ童貞のままだ。
それで京子を抱かせて上げることにした。

ケン坊にもブチにもその事は言っておいた。
ケン坊もブチもその事を了解していたが、本当に抱けるのだろうかと半信半疑だった。
京子にもその事は事前に話してある。
其れが今回の苗場で実行される、それは夫々三人が知っている事だった。

京子は以前僕に求婚した。
「私をお嫁さんにしてくれない？」
それが求婚の言葉だった。
その時僕は「結婚したいと思った時に付き合っている女と結婚する」と答えた。
京子が僕に求婚したのは意外と言えば意外だったけど、自然といえば自然だった。

僕は京子と長い間友達だった。
何時か強固を抱くことになるかも知れないとは思いながらも友達を優先していた。
京子を抱いた後でも、友達は依然として主体だった。
京子もその事は知っているが、抱かれてからは友達より男を優先して考える様になったみたいだ。
京子にしてみれば初めて抱かれた男、自分の男になったのだから当然だったかも知れない。

”結婚したいと思った時に付き合っている女と結婚する”、それは京子にとって”失恋”だったかも知れない。
其れが動機でか、京子は”浮気”した。
”浮気”という言い方は語弊がある。
求婚した相手から”拒否”されたのだから”貞操”を守る義務は無い。
新しい恋を求めて男を探したって当然ではあるが、結局京子はその男にも振られてしまった。
京子はその男を真剣に愛したし、その男からも真剣に愛された。
少なくとも京子はそう思っていたしそう言っていた。

ところが相手は妻子ある男だったと聞いて、僕は遊ばれたな！と思った。
相手は離婚すると言ってくれたそうだが、僕は其れは無い！と思った。
そんな事は京子には勿論言ってない。
京子が真剣に愛した男なら、それはいい思い出のままにしてあげるほうがいい。

京子が暫く遊びに来なかったのは、その男との”恋愛中”だったという事なのであろう。
久しぶりに僕の所に帰ってきたのは”心の安らぎ”を求めてきたのかも知れないが、どちらかといえば”身体”を満たしたかったのでは無いかと思う。
オルガスムスとか失神は僕が訓えた。
しかし性技は訓えていないのに格段に磨きが掛かっていた。
ワギナの強烈な締め技もそうだが、物凄く深いフェラチオもその男に習ったのだろう。

今の京子のセックステクニックは僕の訓えたレベルを遥かに超えている。
僕が抱いた女性の中ではナンバーワンのテクニシャンになって帰って来たという感じだ。
ケン坊とブチの童貞を失う相手としては最高だと思った。
京子に童貞二人に抱かれるかと聞いた。
京子は積極的に同意した訳ではないが、抱かれる事を承服した。
そして、ついにその日がやってきた。

スキーはケン坊とブチもまるでダメ、とても京子の相手を出来る腕ではない。
元々スキーを一緒に楽しもうという事は考えてなかったから、それは予定通りという感じ。
ケン坊とブチをゲレンデの下の方で遊ばせて殆ど京子と二人で遊んだ。

宿の夕食、ここは大事なセッテイング。
ケン坊とブチは”今夜、この女の身体を抱くのだ”という事で頭が一杯という感じだ。
京子も今日あったばかりの知らない男に”今夜抱かれるのかも知れない”と緊張している。
初めて身体を許した僕には少なくとも友情が、次に付き合った男には愛情があって、抱かれたけれど、今日はそういうものは何も無い。
只、僕に紹介された男に抱かれるだけ、しかも二人に・・。
いくら性交に馴れているといっても、知らない男に抱かれる緊張感は別格だろう。

　　　　　　

懇親の食事、酒もソコソコ飲んで一応は三人とも表面上はリラックスはした様ではあるが、内心はドキドキしっ放しに違い無い。
食後、京子を先に部屋へやった。
男３人で打ち合わせた。
なにしろ二人は童貞だから京子の身体を完全にスタンバイ状態にして於く必要がある。
”先ずは僕が行って、女の身体を興奮状態にして来るから、戻ったら直ぐに行け”。
心配している二人に大丈夫だ、彼女は抱かれる事を承知していると言った。
万が一女が嫌がっても身体は嫌がらない様にして来るから拒否されることは無いといって安心させた。
順番は二人で決めておけ、間を置くなよ、女の身体が冷めてしまわない内に行けよ。

先発隊出動。
京子の部屋に行った。
京子はもう灯りを消して床の中にいた。
京子の浴衣を剥いで裸にした。
京子を抱くのは馴れているし、京子もまた僕に抱かれるのは馴れている。
京子は直ぐに濡れた。
京子に二人の事をよろしくと頼んだ。

京子は不安を隠せない。
そりゃそうだろう。
初めて会った男に今から抱かれるのだ、それも二人に。
その不安を打ち消すかの様に京子が激しくフェラを求めてきた。
或いは相当緊張で興奮しているのかも知れない。

強烈に深いフェラチオに身を任せた。
正常位にさせて挿入してこねた。
まるで畑を耕すみたいにこねまわしたら京子は直ぐに往った。
京子は絶頂と失神が殆ど同時に起こる。
京子は絶頂を迎える前は万力みたいな力でペニスを締め付けるが、絶頂を迎えるとその締め付けが不規則内収縮に変わるので其れが分る。

今日は収縮が無く締め付けたままで失神してしまった。
失神しても締め付けは緩まない。
緩むのは失神から覚める時だ。
何時もは覚めた瞬間に又腰を使う。
そうすれば必ず往くが今日は往きたいと京子の身体が思っている間に二人に抱かせたほうがいい。
今なら例え相手が親の仇でも往かせて欲しいと思っている筈、二人に求められても身体は拒むとは思えない。

バトンタッチ
二番はケン坊と決まった様だった。
先鋒の役割は果たした、女の身体は完璧な状態だと報告した。
ケン坊が出陣した。
いよいよケン坊の初陣、終に童貞喪失だ！

一時間もしないうちにケン坊が戻ってきた。
”やれたか？”と聞いたら、「ダメだった」とケン坊は言った。
ブチの出番の前なので詳しい事は聞かなかったけど、早漏だったのか？

ブチが出陣した。
剣道で言えば大将の出陣、頑張れ！
ブチはケン坊の倍近くの時間奮戦して帰って来た。
”凱旋？”
ブチはダメだったと言った。
なんてことだ！！

京子は強烈な締め技を持つ名器の持ち主だ。
童貞だから入れたら直ぐにもらしてしまうかも知れないとは思っていたけど、入れる事も出来ないというのは想定外だった。

今日は三人で京子を抱く”筈”・・・だった。
一人位は”失敗”もあるかも知れないとは思ったが、二人共撃沈するとは思わなかった。
しかも不戦戦艦大和、戦いきれずに沈没とは情けない。

仕方ない、ミズーリー号を沈めに行った。
京子の身体は確かに強烈な興奮状態になっていた。
京子の身体に簡単に入れた。
中は大嵐、本当に二人は入れられなかったのだろうかと思う位に荒れていた。
京子の蛸壺の中に大きな磯巾着がいるみたいだ。
獲物を見つけて”待ってました”とばかりスパっと吸い込んでアットいう間に締め上げた。

京子の壷には磯巾着はいなかった筈だ。
数の子磯巾着は障子の特許、雷電為右衛門まさりの強烈な俵３本締めの技はあるけれど磯巾着はいなかったのに！
知らない男二人に抱かれるという異常な精神状態が巨大な磯巾着を産み落としたのかも知れなかった。