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「遥かなる山の彼方に」 1 快刀乱麻(9)

新人合宿の七月までにはまだ時間はある。 其れ迄に天城と庭山の説得をしなければならない…、晶子はそれを天命と思いガンとの谷川から戻って直ぐ蕩揺を振り切って再び地下室へと向かった。 正規のクラブである拳法部に入ったらもう山へは行けないだろう。 天城もその位の事は知っている筈だ。知っていて拳法部に入った以上はもう山を止める気だとも思える。山を止めると言う事は晶子ともガンとも旧友の邦子とも離れる事になるが...

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ひろあき

Author:ひろあき
振られる度に、もう恋なんかと何度思ったことか。相手にされないのも寂しいけれど、引寄せられてからストンと捨てられるのはもっと痛い。振られる度に臆病になって、此れは恋では無かったのだと慰める。傷つかない偽りの恋しか出来なくなっても恋は恋、小さくても偽物でも恋は至福です。

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