失恋教室
女性は恋に生きるものだから悲しい恋も絵になるけれど、恋しても恋しても捨てられは捨てられている男って、只、恰好悪いだけですね。
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黒髪美人な 「稲垣さん」
稲垣さんは静岡時代の会社の後輩、石井さんの後任で入って来たから多分中途採用だと思う。
仕事は電話交換手、職場はある種”男子禁制”まあ、場所柄入れる男は所属長以外には殆どいなかった。
特に石井さんはおっかない人というイメージもあって、寄りつけないというムードも漂っていたから、女子社員でも入れなかった。
隆子は石井さんの結婚退職で彼女と仕事を組んだから、会社的には隆子の方が先輩だがるが年齢は彼女の方が上だった。
稲垣さんは通称”イナチャン”と呼ばれ、とても痩せていて神経質そうな人だった。
彼女自身、その長い黒髪が気に入っていて、暇さえあれば、というか、仕事中も年中ブラッシングしていた。
だから彼女の髪は何時もツルツルで何時もピカピカ光っていた。
僕は石井さんの時代から入室はフリー、石井さんは年上だったけれど、年上の女性とは結構何人も付き合っていたから、
コツを知っていたのかも知れない。
という訳で、誰も入って行けない交換室だが、僕には先入権がある?ので、稲垣さんも僕だけは部屋に入れた。
もう一人、土屋という男がいて、そいつも時々入って来たけど、多分この二人だけだったろう。
というのも、”イナチャン”は男から見て”付き合いずらい女”という感じがあった。
男を見る目付きがきつく、酷く警戒している感じのとても神経質な女性、そういう印象が強い人だった。
ぐさっという感じで、彼女が警戒する前にいきなり突っ込んだ。
相当のリアクションが予想されていた。
当然ビンタの一つ位は飛んでくると思っていたし、飛ばされる覚悟はしていた。
然し・・、意外や意外、彼女は殆どノーリアクション、恰好乱暴に突っ込んだし乱暴に鷲掴みしたのだけれど、
彼女はじっとしていたし、拒まなかった。
余りにも突然のの事なので、対応しきれなかったというのは考えられる。
然し、そうでは無く完全に委ねていたという感じだったので、こっちの方が驚いて、拍子抜けした。
稲垣さんの髪は実に気持ちが良かった。
つるつる、さらさら、えどれでいてふわふわなのにしっとりしていた。
彼女が自分で惚れこむのも無理は無い。
彼女を彼女にすつつもりは無かったけれど、こんな素晴らしい髪の女を持てたら、さぞかし気持いいだろうなと思った。
彼女とは其れ以上の関係は無い。
彼女は隆子と僕の下宿の庭先までやって来たことがあるが、覗いただけで上がらなかったし、隆子を含めて付き合った事ももないし、
勿論二人だけになったことも無いから、何時消えたのか分からないけれど、兎に角静岡を去った後は自然に消えてしまった。
仕事は電話交換手、職場はある種”男子禁制”まあ、場所柄入れる男は所属長以外には殆どいなかった。
特に石井さんはおっかない人というイメージもあって、寄りつけないというムードも漂っていたから、女子社員でも入れなかった。
隆子は石井さんの結婚退職で彼女と仕事を組んだから、会社的には隆子の方が先輩だがるが年齢は彼女の方が上だった。
稲垣さんは通称”イナチャン”と呼ばれ、とても痩せていて神経質そうな人だった。
彼女自身、その長い黒髪が気に入っていて、暇さえあれば、というか、仕事中も年中ブラッシングしていた。
だから彼女の髪は何時もツルツルで何時もピカピカ光っていた。
僕は石井さんの時代から入室はフリー、石井さんは年上だったけれど、年上の女性とは結構何人も付き合っていたから、
コツを知っていたのかも知れない。
という訳で、誰も入って行けない交換室だが、僕には先入権がある?ので、稲垣さんも僕だけは部屋に入れた。
もう一人、土屋という男がいて、そいつも時々入って来たけど、多分この二人だけだったろう。
というのも、”イナチャン”は男から見て”付き合いずらい女”という感じがあった。
男を見る目付きがきつく、酷く警戒している感じのとても神経質な女性、そういう印象が強い人だった。
ぐさっという感じで、彼女が警戒する前にいきなり突っ込んだ。
相当のリアクションが予想されていた。
当然ビンタの一つ位は飛んでくると思っていたし、飛ばされる覚悟はしていた。
然し・・、意外や意外、彼女は殆どノーリアクション、恰好乱暴に突っ込んだし乱暴に鷲掴みしたのだけれど、
彼女はじっとしていたし、拒まなかった。
余りにも突然のの事なので、対応しきれなかったというのは考えられる。
然し、そうでは無く完全に委ねていたという感じだったので、こっちの方が驚いて、拍子抜けした。
稲垣さんの髪は実に気持ちが良かった。
つるつる、さらさら、えどれでいてふわふわなのにしっとりしていた。
彼女が自分で惚れこむのも無理は無い。
彼女を彼女にすつつもりは無かったけれど、こんな素晴らしい髪の女を持てたら、さぞかし気持いいだろうなと思った。
彼女とは其れ以上の関係は無い。
彼女は隆子と僕の下宿の庭先までやって来たことがあるが、覗いただけで上がらなかったし、隆子を含めて付き合った事ももないし、
勿論二人だけになったことも無いから、何時消えたのか分からないけれど、兎に角静岡を去った後は自然に消えてしまった。
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