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女の復讐 (とも子:江ノ島)

とも子を静岡から呼んで、江ノ島に行った。
島の裏側の洞窟でキスしようとしたら逃げられた。
とも子を横浜に送って、別れた。
何だったのだ、一体・・・。
江ノ島 岩屋  ともこ

・・・・・・・・・・・・・・・・・
とも子を放っておくつもりは無かったのだけれど、本社の本命に花岡なる好きな男がいて、其れを何とか阻止しなければならないという緊急事態への対応に手間取ってしまったのは事実だ。
何と言っても本社は生活の本拠地、足元のしかも本命を取られてしまうかも知れない風雲急を告げる事態であったのは確かだったけど、とし子を抱くだけならもっと早く仕留める機会は何度もあったのも事実だ。
それに、とし子に好きな男がいる事に気付く前は、とも子への配慮が出来なかった筈はない。

とも子への配慮を怠った理由を一々考えれば、それは個々其れらしき事情も無いでは無いが、過信、或いは経験不足、そして情熱不足と誠意の欠如は否めない。
その結果、とも子に負目を負うことになったが、一番の負目はとし子と水を開けさせたことだ。

初めてのデートの葛城山展望台での初キスは、躊躇いも無い自然な要求、とも子も拒む事無く受け入れた事で、ロープウエイでのキス、韮山のBBQでのキスと燃え上がり、そして高架下での激しいキス授受は少なくとも静岡の女としての予告編だった。
BBQでのとも子は乳房だけでなく肉は何処も彼処も柔らかく、食べる前に涎が出そうな体だったけど、其処で必要な二つの勇気がどちらも無くて抱け無かった。
一つだけなら、つまりミス高原BBQだったら多分抱いていただろうから、こんなことにはならなかったと思うと残念だ。

静岡は今でも未だ未知数が多いが、早々にとも子とデートしたのは、そんなことを色々考えてではなく殆ど本能的な感覚、ハッキリとは分からないけど本能がとも子を静岡の女にする様に働いたのだと思う。
とも子も又、其の本能に委ねたのだから、長い間履行しなかったのはとも子に対しても裏切であり、許されざる罪だったのだろう。

江ノ島のデイトは不履行だった約束を履行する為の静岡から呼び出しだった。
約束とは互いの本能に任せた関係を持つという事だけだけれど、時の経過とともにあの時の本能が今も同じかどうかは分からない。
少なくとも俺にとって江ノ島のデートは、あの時の本能で、つまりあの時の約束を今日履行するといった合体義務の他に二つのポイントが加わっていた。
一つは謝罪的合体で、一つはとも子の体を楽しみたいという欲望的合体で、そのどちらにも強い意識を持っていた。
遅すぎる約束の履行ではあるが、とも子もてっきり履行を期して出て来た筈だと思っていた。

とも子の拒絶も又、俺への裏切りであるが、それは報復とも取れないことは無い。
裏切りに対する裏切りなら、これでフィティフィフティのおあいこ、この次に逢った時に合体すれば済むことかも知れないけど、とも子の拒絶は絶交の伝達かも知れない。
絶交なら態々静岡から出て来てデートする事はないと思うのだが、それとも、絶交の為に態々静岡から出て来たという事だったのだろうか?

とも子とはまだ逢うチャンスはいくらもある。
其れが職場の女のメリットでもあるが、プレイバックするか、それとも振られたまま別れるか、それとも未練がましくぐじゅぐじゅするか、どれも一つの方法かも知れない。

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振られる度に、もう恋なんかと何度思ったことか。相手にされないのも寂しいけれど、引寄せられてからストンと捨てられるのはもっと痛い。振られる度に臆病になって、此れは恋では無かったのだと慰める。傷つかない偽りの恋しか出来なくなっても恋は恋、小さくても偽物でも恋は至福です。

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