失恋教室
女性は恋に生きるものだから悲しい恋も絵になるけれど、恋しても恋しても捨てられは捨てられている男って、只、恰好悪いだけですね。
Entries
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --------
- カテゴリ : スポンサー広告
- コメント : -
- トラックバック : -
-件のコメント
コメントの投稿
-件のトラックバック
- トラックバックURL
- http://siturenkyousitu.blog.2nt.com/tb.php/2452-945fcd59
- この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
悪魔の腸 ①交錯
今は美枝という女と付き合っている。
極めて不安定な付き合いだし、多分長くは続かないに違いないと思うけど、美枝を思う度に山田さんの奥さんの事を思い出す。
美枝も環境としては似ているのだけれど、顔かたちや性格などはまるで違うのに何故山田さんの奥さんを思い出すのか?
其れは多分美枝との付き合いが余りにも不安定だから、そんな潜在意識が働いて思い出す気がする。
気持の何処かには美枝ともっと溶け合って長く付き合いたいという気持があるのに、それは多分叶わないという
意識があって、美枝の上に山田さんの奥さんを重ねてしまっている気がする。
逃がした魚は大きいというが、日が経てば経つほど山田さんの奥さんがいい女だった様に思えて来る。
思い出というのは不思議なもので、厭な事はどんどん忘れて、いい事ばかりが残って行く。
山田さんの奥さんとの付き合いは不連続短編ドラマ、一つ一つがバラバラで何の繋がりも無く完結していたのに、
後から思うと何だか連続テレビドラマの様に思えるから不思議。
山田さんの奥さんとは、そのステージごとに常に別れを意識していたし、そういう意味では美枝とも同じ。
多分美枝とはまだ別れたくないという気持があって、山田さんの奥さんとの様に別れを乗り切りたい!
そんな気持があるに違いない。
実際問題山田さんの奥さんだって何時も早く別れたいと思っていたに違いないのだけれど、都合の悪い事は忘れている。
そういういいとこ取りした形ばかりで美枝と付き合おうなんて、虫のいい話だけれど、美枝の場合、山も谷も凄く
急峻で、山と谷の間に平地が無いから確かに安らぎは少ない。
山田さんの奥さんとだって山も谷も有った筈だけれど、何故か平坦な所だけが記憶に鮮明に残っている。
だから、山田さんとは理想的な日々だったとか、理想的な女性だったとか、そんな記憶が支配しているのだろう。
そんな思いを美枝に重ねて、理想な女になって欲しいと思う事自体、美枝にもうし訳ない気がする。
只、別れが近い気がするだけに思い出の中に逃避していいところだけの思い出をつまみ食い、その方が心地良いから、
少しでも重ねて浸っていたいのだろう。
極めて不安定な付き合いだし、多分長くは続かないに違いないと思うけど、美枝を思う度に山田さんの奥さんの事を思い出す。
美枝も環境としては似ているのだけれど、顔かたちや性格などはまるで違うのに何故山田さんの奥さんを思い出すのか?
其れは多分美枝との付き合いが余りにも不安定だから、そんな潜在意識が働いて思い出す気がする。
気持の何処かには美枝ともっと溶け合って長く付き合いたいという気持があるのに、それは多分叶わないという
意識があって、美枝の上に山田さんの奥さんを重ねてしまっている気がする。
逃がした魚は大きいというが、日が経てば経つほど山田さんの奥さんがいい女だった様に思えて来る。
思い出というのは不思議なもので、厭な事はどんどん忘れて、いい事ばかりが残って行く。
山田さんの奥さんとの付き合いは不連続短編ドラマ、一つ一つがバラバラで何の繋がりも無く完結していたのに、
後から思うと何だか連続テレビドラマの様に思えるから不思議。
山田さんの奥さんとは、そのステージごとに常に別れを意識していたし、そういう意味では美枝とも同じ。
多分美枝とはまだ別れたくないという気持があって、山田さんの奥さんとの様に別れを乗り切りたい!
そんな気持があるに違いない。
実際問題山田さんの奥さんだって何時も早く別れたいと思っていたに違いないのだけれど、都合の悪い事は忘れている。
そういういいとこ取りした形ばかりで美枝と付き合おうなんて、虫のいい話だけれど、美枝の場合、山も谷も凄く
急峻で、山と谷の間に平地が無いから確かに安らぎは少ない。
山田さんの奥さんとだって山も谷も有った筈だけれど、何故か平坦な所だけが記憶に鮮明に残っている。
だから、山田さんとは理想的な日々だったとか、理想的な女性だったとか、そんな記憶が支配しているのだろう。
そんな思いを美枝に重ねて、理想な女になって欲しいと思う事自体、美枝にもうし訳ない気がする。
只、別れが近い気がするだけに思い出の中に逃避していいところだけの思い出をつまみ食い、その方が心地良いから、
少しでも重ねて浸っていたいのだろう。
0件のコメント
コメントの投稿
0件のトラックバック
- トラックバックURL
- http://siturenkyousitu.blog.2nt.com/tb.php/2452-945fcd59
- この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)