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悪魔の腸 ⑪ 劣等感ワワー

山田さんの奥さんは圧倒的に正面から抱いた方が多かった。
正常位で抱くのは極めて自然な流れ、何故とかいった疑問も当時は持たなかったけれど、今思うと無意識の中に
色々な理由があったのではないかという気がする。

山田さんの奥さんとは短い付き合いになる事を知っていたから最初から未練無き様満喫する為もあったろうが、
本誌質的には山田さんの奥さんとライバル的に戦っていた気がする。
記憶にある意識としては、”どっちが強いか”を競争していたと言うい感じだけれど、それよりも奥さんとの
勝ち負けの決着を自己意識の中で着けさせようとしていた気がする。

それよりももっと気になるのは自己の中で戦い、言葉で云えば自分の中に有る劣等感と優悦感の戦なのだろうが、
其れを奥さんの身体という土俵を借りて戦場にして戦っていたのではないか?という事。
勿論、奥さんを抱くのはそういう目的意識はまるで無いのだけれど、奥さんにはそういう戦場てきな雰囲気が
あって、奥さんの身体の上で色々な敵と戦っていた様な感じを持ったという記憶がある。

女を抱いている時、その女以外の女を想像しながら抱くという習性の様なものは昔からあったけれど、
今抱いている女の事しか考ずにに抱いた女としては山田さんの奥さんは希少な存在、抱きながら他の女を
一度も考えなかったという女性は居なかった気がする。
勿論初めて抱いた時とか、一度しか抱いた事が無い女とか場合はそんな事は無いけど、何度も抱いて、それでも
その女の事しか考えなかったという事は無いのではないだろうか。

その代わり・・という事なのかどうか、或いは戦を考えたから他の女の出番が無かったという事かも知れないが、
奥さんとの戦い、奥さんの周辺との戦い、自分との虚栄・欺瞞・過信・劣等などの戦い等、戦争が沢山あった気がする。
勿論、最初から最後まで戦争している訳ではないし、何時も必ず戦争があったという訳でも無い。
多くは普通に女を楽しむのと同じ様に奥さんの身体を楽しんでいたに違いないのだが、何で正常位ばかりだった?
という理由を考えると戦いの場面として正常位の方が公平に闘えたからではないかという気がする。

正常位という体位そのものは極めて正常な体位、初めての女とする時も殆どは正常位だし、付き合っている女と
する時も奥さんに限らず誰としても一番多い体位だから、正常位が多いからどうのこうのという問題では無いのだが、
その比率としての正常位が”極めて”多いという処に何かの理由はあったと思われる。
正常位でする比率が高いとか低いとか言っても、実際にはそんなには違わないと思われ、感覚的な差だろう。
女とする場合一回目は必ず正常位でするから、一回しかしなければ100%、二回すれば50%、そう考えれば
若い時程正常位比率は下がっていたという事になるけれど、そんなに何回もする訳ではないから、必然的に近似値になる。

そんな中でも正常位比率が高い女性はいたけれど、佐恵子は膣が小さすぎて二度の射精には耐えられなかったから等、
其れは其れなりに自分で分かる理由はあったけれど、奥さんの場合は正常値が多い理由が定かではない。
後で色々考えると、多分奥さんにというか奥さんの周辺とか奥さんの育ちとか、そういうものに劣等感が
あったからではないか?という気がする。

少なくとも人妻を抱く場合、ご主人には負けては居られないという心理的プレッシャーはあるから、
人一倍頑張らなくてはいけない。
ご主人と比べて、大したことは無いと思われたら、二度と会って貰えないという不安は結構大きい。
処が、人物的にご主人の方が数倍魅力があるのは分かっているから、責めて身体だけでも満足して貰わないと
立場が無い。
それこそ一秒の隙も無く責め続けなければ!という使命感というか焦りというか、兎に角熔融は無かった。
つまり其れは、劣等感という事だろう。

奥さんに飽きられない為に・・という意味ではそれこそ四十八手じゃ無いけれど、色々な体位的変化を
付けるという事も試みたけれど、其れは一時的な奇襲攻略、やっぱり本勝負は正常位に戻ってしまう。
その理由は単純、バリエーションはバリエーションでいいけれど、やっぱり奥さんは正常位が一番好きだから。
だから正常位で劣等感と戦いながらガンバるしかなかった!という事だった気がする。

然し、戦いの相手が劣等感というのはライバルとしてかなりの強敵、確かに相当のパワーが必要だったけど、
逆にいうと劣等感というのは一つのエネルギーの源、劣等感のお陰で普通以上のパワーを引きだせたという気もする。

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振られる度に、もう恋なんかと何度思ったことか。相手にされないのも寂しいけれど、引寄せられてからストンと捨てられるのはもっと痛い。振られる度に臆病になって、此れは恋では無かったのだと慰める。傷つかない偽りの恋しか出来なくなっても恋は恋、小さくても偽物でも恋は至福です。

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