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悪魔の腸 ⑬獄門 手打ち 曝し首

山田さんの奥さんとの付き合いの絶対条件はご主人に見つからない事、それは人妻と付き合う鉄則だ。
最近はセックスと言うのがかなり開放的になって、初体験の年齢もかなり早くなったけれど、逆に
高齢者も多くなった気がする。
年齢が幾つであれ、独身なら殆ど多めにみて貰えるけれど、人妻のの場合はそうもいかない。
女同士の会話でも不倫相手の事を話題にする人も少なくないらしいけど、ただまあ、ご主人には内緒!
と言うのは女同士の中でも互いに暗黙の鉄則になっているみたいだ。

然し、Hクラブ等では結構人妻の人もいる。
Hクラブの場合は、行ってみれば相手は不特定多数、その日の組み合わせになったパートナーの誰とでも
寝る訳だから、人数としては相当の男と寝る事になる。
Hクラブで会ったある人妻の人は100人位としたと言っていた。
100人もすれば中には知った人と出合う事もあるのでは?と思って人ごとながら心配してしまうけど、
そうでもないらしい。
今までに一度も知人に会った事は無いと言っていたけれど、会ったとしてもそれはそれ、相手も秘蜜なのだから
問題無いという。
なるほど、ごもっともな意見だ。
其れに、毎回知らない人とする方が安全だという。
つまり、特定の人とすると、色々情が入るし目ーつとか電話とかのやり取りになるから主人にみつかり易い
という事らしい。
それもごもっともな話、ちゃんと理屈が通っている。
山田さんの奥さんの場合は特定の男という事になる。
3千万人の内の一人としかしていないけど、確かに一人だから危険という考えもありそうだ。

山田さんの奥さんとの付き合いは、誰にも内緒の付き合いだから秘蜜厳守は鉄則だけれど、人妻との付き合いは、何故か多少のリスクがあった方が面白い。
絶対的に危険な処へは行かないとしても、何故か少し危険な処で少し危険を冒して楽しみたいという気もする。

奥さんとのデイトはそんなに沢山した訳ではないし、危険なデイトも殆どしなかった。
街に出かけたのは銀座とか新橋に飯を食いにとか後楽園の遊園地に行った程度、しかもその時はご主人は入院中、
間違ってもご主人に出合う事は無いし、誰かに出合ってもご主人の見舞いの帰りという非常口はあった。
一番危険なデイトは遊園地に行った事、昼間だったと思うから何とか切り抜けられたかも知れないけれど、
云い逃れ的には一寸厳しいかったが、其れ一度だけ。
後は全くの郊外とか、完全密室、極めて安全には気を使っていたけど、秘蜜を共有すると言うのは実に楽しかった。

互いに裏切れない関係というのは血の結束的な繋がりを感じる。
信用するというか、信用するしかないというという感じ。
裏切りにあったらひとたまりもない、江戸時代なら不義密通は見つかったら手打ち 獄門、曝し首。
本来なら当に命がけ、其処まで行かなくても学生時代の共闘の士の様な感覚には運命的なものさえ感じた。

機密を守る胸中について奥さんと議論した事は無いけど、互いにそれは解りあっていたことは感じていた。
何時も、此れで最後という感じ、最後にしようとか、最後になるだろうという気持では無く、最後になる・・
かも知れないという感じを互いに抱いていた、そんな気がする。
だからまた会えた時は幸福を感じ、そして別れる時にまた、此れで最後になるかも知れないと思う、そんな繰り返し。
それでいてせつなさとか未練とかは無く結構ドライ、ドライな中にも滑らかで清らかでという温かみと清涼感があって
其れがとても嬉しかった。











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振られる度に、もう恋なんかと何度思ったことか。相手にされないのも寂しいけれど、引寄せられてからストンと捨てられるのはもっと痛い。振られる度に臆病になって、此れは恋では無かったのだと慰める。傷つかない偽りの恋しか出来なくなっても恋は恋、小さくても偽物でも恋は至福です。

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